「UD新ゴ」は、見やすい書体として評価の高い「新ゴ」をベースに、個々の文字のわかりやすさを重視した字形をとりいれたユニバーサルデザイン書体です。欧文・数字には判別性にすぐれた欧文書体 ClearTone SG のデザインを採用しています。ユニバーサルデザインに配慮をしたい媒体で、見出しやサインなど整然としたデザイン的な表現において特に力を発揮します。
「UD新丸ゴ」は、丸ゴシック体独特のやさしいイメージを大切にした表現のできるユニバーサルデザイン書体です。UD新ゴNTと同様、すっきりと明快な字形のかなを採用し、欧文・数字にはUD新ゴと統一感のある、シンプルで誤読を招きにくいデザインを採用しています。ユニバーサルデザインに配慮をしたい媒体で、親しみやすさと読みやすさが求められるシーンに特に向いています。
「UD黎ミン」は、明朝体特有の細い横画にしっかりと太みをもたせ、使いやすい太さに設計したユニバーサルデザイン書体です。かなはフトコロが大きめで文字幅の差が少ない現代的なデザインで、縦組・横組どちらでも並びが美しく、欧文・数字はシンプルで誤読しにくい字形になっています。
「リュウミン」は、その名の元となった森川龍文堂明朝体をベースに開発した、スタンダードな明朝体です。金属活字に由来する彫刻刀の冴えを、左右のハライや点の形に活かしながらも、縦画・横画の先端やウロコにはやわらかさをもたせており、親しみやすい雰囲気になっています。特に、均整のとれた流れるような表情の美しさには定評があり、本文組みから見出しまでDTPの基本書体として幅広く使用されています。
「見出ミンMA31」は、重厚さと風格を備えた伝統的な見出明朝体です。確かな太みと存在感をもつ漢字に対して、かなはやや細めに設計されており、漢字とかなの対比によって可読性の高さを引き出しています。このため、大きいサイズで重厚さを表現することはもちろん、小見出しなどでやや小さく使った場合でも読みにくくなることはなく、味わいのある見出しとして広範囲に使うことができる書体です。
「見出ゴMB31」は伝統的で落ち着きのある見出し用ゴシック体です。始筆にアクセントをもったオーソドックスなデザインが使いやすく、適度な黒みと、漢字とかなの対比が自然に視線を導きます。ゴシック体のなかでは字面が小さめに設計されているため、大きなサイズで使っても押しつけがましくなく、広告・雑誌の見出しや長めのキャッチコピーなどで、ゆったりと言葉の意味を伝えることができる書体です。
「じゅん」は、優しくリズミカルなカーブをもち、ソフトなイメージの表現に最適な丸ゴシック体です。手書きのイメージを残し、読みやすさを考慮した文字の大きさに設計されているので、視線の流れを妨げず親しみやすいデザインです。先端の丸みと太さがバランスよく調和し、じゅん101、201は絵本や雑誌の本文など、じゅん34、501は見出し・タイトルロゴなどにそれぞれ魅力を発揮します。
「太ミンA101」は、長く愛されている伝統的な明朝体です。やや武骨ともいえる重心の低い骨格、丁寧に肉付けされた太みとのコントラストをなすシャープなはね・はらいが特徴で、組まれた言葉のひとつひとつが丁寧に語られていくような味わい深さが、この書体の魅力となっています。漢字・かな共に大きめの設計なので、縦組みはもちろん横組でも使いやすく、雑誌等の本文や中見出し等に適しています。
「中ゴシックBBB」は、基本的な書体として長く愛されてきた伝統的なゴシック体です。オーソドックスな字形に、アクセントのあるエレメントをもち、文字の大きさは全角に対してやや小さめなので、可読性と安定感がよく、読ませる用途に向いています。また、適度な太さは、明朝体と同じ紙面に配置しても違和感がないので、雑誌本文や、キャプションなど小サイズでの使用に最適な書体です。
「太ゴB101」は、活字書体のデザインを忠実に引き継ぐゴシック体です。縦画には打ち込みのアクセントがあることに加え、縦横の画には視認性を考慮した抑揚があり、弱く見えがちな先端はやや太く設計されています。このため、小サイズではくっきりと、大サイズでは力強く見せることができます。オーソドックスなデザインと安定した字面が、やや太めの字画と美しく調和し、用途を選ばず広範囲に使いやすいゴシック体のひとつです。